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犬の幸せとは。衝撃を受けたyoutube動画 [日々のこと]


この2日間ほど、海辺の犬。というyoutubeチャンネルの動画や
ショートを一気に視聴していた。

TikTokのほうでバズっていたようだが、私はyoutubeしか見ない
ので、そのチャンネルの存在は知らなかった。ただ普段から
わんこ動画はたくさん見るので、その関連でたまたまおすすめに
上がってきた再生回数の多いわんこ系ショート動画がこの
チャンネルのものだった。

ショートが面白かったので、興味本位でチャンネルをのぞいたら


・・・衝撃だった。


農業をしながら雑種の愛犬・ララ子ちゃん6歳と暮らす男性。
少し口調が荒く、家の中(特にキッチンまわり)もまぁかなりな
汚れっぷり。普段なら即動画を止めてしまうレベル。

何より驚いたのは、愛犬への接し方。
甘いもの、しょっぱいもの、人間が食べるものも分け与える。
お箸やスプーン、お皿も共有。
一般的に犬にはNGとされる牛乳もたっぷり与える。
そして普段はノーリード(混雑してる場所でのみリード使用)。

いや、愛犬家といわれる人たちから見たら「だめだめだめ~!!!」
と突っ込みどころ満載なんだけど。

実際そういう批判コメントも多かったと思うけれど、主さんは
そういう声も知ったうえでご自身の価値観を優先して普段の
ララ子ちゃんとの生活を飾らず、ありのまま動画でアップする。

でもなぜかちっとも不快じゃない・・・
むしろ愛おしくさえ感じさせられ、今の私たちの常識は正しい
のだろうか、犬にとっての幸せはなんなんだろうと考えさせら
れてしまう。
昭和の時代の犬ってこうだったよなぁ、もっと自由だったよなぁと。

ララ子ちゃんは過剰に管理されず食べたいものを食べ、行きたい
ところに行き、きっと幸せだろうなぁ、と思う。
(といってもこの子はとてもおりこうで、基本、飼い主さんの
そばにいるし、離れても呼べばすぐ来るし、食べ物をがっつい
たりもしない。そこがまたとっても愛おしい。)

飼い主さんの人柄も口調が荒いのにたくさんの愛情を持って
ララ子ちゃんやご近所のわんこに接しているのが伝わってくる。
映像もBGMも、ぼろぼろの軽トラさえもセンスを感じる。

そしてこの主さんはとても正直な人だ。
youtubeに主さんご自身が書かれていたが、実はララ子ちゃん
が子犬のとき、かわいいとは思えなかった、自身の生活が
困窮していて譲り受けたことを後悔したそうだ。
そんなララ子も6歳になりました・・・と。
その正直さと、このふたりの6年の歩みを想像して涙が
出そうになった。

常識といわれるものから逸脱していても、このふたりが幸せ
なら他人がとやかくいう必要ないじゃないか。このチャンネル
のファンはそう思っている人が多い。

なるべく愛犬がストレスなくのびのびと、と、わかってる
つもりでもどうしても過保護になっていたと思う、我が家も。
もう少し自由にしてあげよう。

現代ではNGとされることを堂々と見せる・・・これは久しぶり
に衝撃を受けたチャンネルだった。

人気チャンネルになるといろいろな雑音も入ってくると思うが
ララ子ちゃんと主さんが幸せに感じる暮らしを続けてほしい
と思う。

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